きみはねこみたいなにゃんにゃんなまほう

ねこもスクリプトをかくなり

Magic Trackpad のフィードバック機能が不安定だったので結局新しいものを買った

5年ほど使い続けていた Apple Magic Trackpad の Haptic Feedback 機能が不安定になったので結局新品を買ったところ問題なく動作するようになった。 当然と言えば当然なのだが、以前 Bluetooth 接続が不安になった際に iMac 本体側のNVRAMリセットで回復した経験があったので、今ひとつ Trackpad 側が悪いと言う確証を持てなかった。 結果を見れば Trackpad 側の問題だったのだが。 症状としては以下のようなものだった。

  • たまに Haptic Feedback 機能が反応しなくなる
    • iMac を起動した直後は反応するが 1分もたたないうちに反応しなくなる
    • 電源を切って、Trackpad を充電させると反応が戻ることがあるが、これも長くはもたない
  • さらに症状が進むと、たまにクリックすら反応しなくなる

という、動いたり動かなかったりする不安定な状態が2ヶ月くらい続いていた。 個人的な感覚ではバッテリーの経年劣化的なことが起こって、十分にフィードバックを動作させる電力を得られなくなっているのではと想像している。 もしそうだとしたら、初代の Magic Trackpad で採用されていたダイビングボード方式の物理的なクリック機構の方が長期的に見ればよいのかもしれない。 ただバッテリーの問題なのであれば、バッテリーを交換できればまた使えるようになるのであまり変わらないかもしれない。 まぁ交換できないのだけれど。

使用感で言えば支点と作用点間の距離が近づくと力が必要になるダイビングボード方式よりも、板全体が横滑りする Haptic Feedback の方が断然良い。 とても良いテクノロジーだとは思うし、長年使っているので愛着もあるのだが、それにしても、こんなことがあって改めて Haptic Feedback とは迂遠なテクノロジーだと思わされた。

我々はわざわざ電力を消費してクリック感をご提供いただいているんだよ。 それを起こすための物理的な力は今でも変わらず与えているはずなんだけどな。 力を感知してクリックだと判断して電力を消費してクリック感を再現しているんだ。 おい最初の力を感知するところの力、どうにか使えないのか。 頭がどうにかなりそうだ。